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12/28になかのZEROにて開催されたInnocent Grey 10th Anniversary Concert 「神曲」を観てきました。

個人的に2015年のライヴ納めとなるこのコンサート。
Innocent Greyさんの楽曲も1作目「カルタグラ」の”恋獄”から聴き続けてきていて、
霜月さんとMANYOさんのタッグで生み出される楽曲が大好きで大好きで。
今回のコンサートもとても楽しみにしていました。

イノグレさんのイベントは過去にPP-ピアニッシモ-の時のイベントに参加しましたが、
その時は普通のトーク&ライヴな形式だったので
今回もそんな感じなのかな?と思っていたら。いたら。
そこで展開されたのはナレーションと映像と音楽で織りなす壮大なコンセプトライヴ
まずこの表現方法に度肝を抜かれました。
それこそ霜月さんのファンタジーコンサートを髣髴とさせる感じで。

オープニングのイノグレらしい凄惨な内容のナレーションを導入に、
まずは土屋玲子さん率いるストリングス・カルテットとピアノ演奏による
クラシックパート。
いきなりLUNAがきて「この編成でLUNA…うおおおお…ッ!!」となっていたところに
次に来たのが…瑠璃の鳥…!!
まずここで一度目の涙腺決壊。
この好きすぎる曲を、ストリングスとピアノという美味しすぎる編成で聴けるとは…!!
もうイントロのあのフレーズの時点で崩れ落ちざるを得なかった。
続くSnowdrop月の虚FLOWERSも原曲verとは違うアレンジにひたすら聴き入る。
控えめに言って神です。

続いてはバンドが出てきての演奏。
コンセプト映像とナレーションが流れて、その後に楽曲を演奏」というスタイルで
イノグレの各タイトルを辿る旅へ。

もちろん最初は1作目「カルタグラ」から。
となるとくるのは恋獄ですが、なぜかわからないけど、曲前の映像の時点で涙が止まらなかった。
こんな涙が止まらなかった恋獄は初めてだ…
映像の力はやはり大きいというか、この瞬間にこのコンサートが名演であることを確信しました。

続くは「PP-ピアニッシモ-」。
冒頭にも書いたけど当時のイベントに行ったのもあり
Distanceにもまた思い入れがあって。
また聴けて嬉しかったなぁ。これも映像がまたクる。

さらに続いて「殻ノ少女」。
瑠璃の鳥はさっきクラシックパートでやったしどうするんだろ?と思ったら…
あのイントロまたきたーーーーー!!
そう、今度はバンドverでの瑠璃の鳥!!
この名曲中の名曲が同じコンサートで2回、しかもまったく違うアレンジで聴けるとか
贅沢もいいところですよ…!!
また至高のメロディに浸る。
aya SuekiさんのPuzzleもすっげーカッコいい。THE ジャズな感じ。

続いてのタイトルは「クロウカシス」。
バンドで演奏されるSnowdropもすごく綺麗で綺麗で。
続く「虚ノ少女」の月の虚も生だとサックスがすごくえろくて良い。

次はイノグレとしては異色タイトル「FLOWERS」へ。百合だーーーーーー!!
普段のイノグレ曲とは違うほどよくポップで爽やかな曲想が好き。
ここでは霜月さんと鈴湯さんのツインヴォーカル曲が続き、それがまた良い。
途中で霜月さんが鈴湯さんの手を取って立ち位置を入れ替えるところとか
百合好きとしては思わずニヤニヤしてしまったw
ありがとうございます。ありがとうございます。

ここまで今まで発売されているタイトルを順に辿ってきて。
最後に辿るタイトルは…最新作「天ノ少女」!!
映像でしれっと正式タイトルが公開されて、そしてしれっと新曲2曲を初披露。
擬翼の偶像もイノグレらしい世界観を持っている曲で「おぉ…!!」となったし、
特にコンサートラスト曲となった輪廻の糸がメチャクチャ良い曲だと思った。
ステージの雪の演出もあいまってただただ圧倒されるばかり。
個人的にイノグレ曲は”恋獄”と”瑠璃の鳥”が死ぬほど好きだけど、
その2曲に匹敵する曲だと感じた。これは早くCDでも聴きたい。

最後の最後まで圧倒的な世界観を魅せつけたまま。
エンディングのスタッフクレジットが流れて「fin.」の文字とともにコンサートは幕を閉じる。
MC、アンコール一切なし。
なにか、1本の壮大な映画を観ていたような感覚に襲われた。
コンサートでまさにひとつの世界観を創り上げていた感じで、
ストーリーコンサート好きとしてはすごく圧倒されたし、「よくやってくれた!!」と思った。
アンコール無しは賛否両論あるだろうけど
(実際自分の近くの人でも「アンコールしなくていいの?」と戸惑っている人がいました)
僕はこのコンサートはむしろアンコールなしであるべきだと思った。
本編でこんな完璧な流れ、ストーリーを見せつけられたら、
アンコールは何をやっても蛇足になってしまうだろうから。
コンセプトとストーリーがすごくよく考えられているコンサートで、
本当に見事だと思いました。
あまりに圧倒されすぎて終わった後の帰路もずっと何も考えられない状態が続いていたレベル。

PCゲームの世界でこれだけのストーリーコンサート的なものができる
ブランドって非常に稀有だと思うし、またこういう形式のコンサートが観たいですね。
今年のライヴ納めに凄まじいものを見せていただきました。
ありがとうございました。

Setlist
クラシックパート
01. LUNA
02. 瑠璃の鳥
03. Snowdrop
04. 月の虚
05. FLOWERS

バンドライヴ
06. 恋獄
07. 硝子の月
08. 蝶
09. all the way
10. distance
11. 瑠璃の鳥(バンドver)
12. Puzzle
13. アオイトリ
14. Snowdrop(バンドver)
15. Linaria
16. 月の虚(バンドver)
17. 翡翠の美羽
18. ソレノイド
19. FLOWERS
20. 花の頁
21. 夏空の光
22. chaleur
23. 擬翼の偶像
24. 輪廻の糸

雑記 > 音楽

2015年も残るところ約1週間となりました。
ということで恒例のベスト10を。
去年は楽曲ベスト10でやりましたが、今年はアルバムに戻します。

南條愛乃 – 東京1/3650

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わりと真面目に今年一番聴いたアルバムになってしまった…
ステラグロウのリゼットが可愛すぎて可愛すぎて。
「fripSideはnaoさんの時代が好き」とか言って南條さんを聴かず嫌いしていた今年5月までの僕はいずこへ、
今年の後半ですっかりファンになってしまいました。
7月発売でしたが、8月とか真面目にこのアルバムしか聴いてなかった気がする。
believe in myself“の真っ直ぐな感じだいすきです。名曲。
7月25日“の歌詞も泣けてくるし、”+1day“の泣き笑いなメロもヤバい。
個人的にはfripSideよりもこっちのバンドものポップスみたいな音楽性+女の子女の子した歌詞の方が好きだなぁ。
ソロの方も今後も出していってほしいですね。あとライヴ次こそは行きたい!!

光田康典 – ハルカナルトキノカナタヘ

クロノトリガー20周年記念となるクロノトリガー・クロスアレンジアルバム。
まず「サラとキッド」をテーマに据えてる時点でずるすぎる。トリガー古代好きとしては崩れ落ちるしかない。
全曲良いけど、特にLaura Shigiharaさん歌唱の”サラのテーマ“、”時の回廊“、”On The Other Side / エピローグ~親しき仲間へ“がもうヤバすぎる。
音を聴くだけであの空に浮かぶ魔法王国ジールの風景が鮮明に蘇る。はぁ…
ここ数年過去のゲームのリアレンジアルバムが多くリリースされているけど、
「コンセプトや物語性の表現」という意味でこのアルバムは頭3つくらい抜けていると思う。
光田さんにしか創れないアルバム。

Swallow the Sun – Songs From The North I, II & III

僕が愛するフィンランドのゴシック/ドゥーム、6thフルレンス。
まさかの3枚組という暴挙に「ファッ!!!!!?」ってなったけど、
中身はさらに度肝を抜かれるもの。
アコースティック寄りのDisc 2, ドゥームサイドに全振りしたDisc 3,
そして両者のバランスを取ったDisc 1と、今までのStSのアルバムそれぞれのカラーを全て内包する作風。
まるで3rd「Hope」と5th「Emerald Forest and the Blackbird」と2nd「Ghosts of Loss」を
同時に聴いているかのような感覚を覚える。
とにかく情報量が多い今作、まだ消化しきれてない感あるけど
冷たく暗い暗黒世界に存分に浸れる充実の1枚。

ARM – COSMOCRYSTAL

秋M3で発表された二次創作ヒュムノスアルバム。
二次創作ヒュムノスでは個人的にstellatramさんのHymmnos Chronicleに度肝を抜かれたのですが、
こちらも凄まじい熱量。
「物語や世界観から構築して、それを音楽という形で発現・表現する」という表現形態が大好物な僕にはホントたまりません。
オリジナリティを十二分に感じられて、それでいて「ヒュムノスらしさ」も明確に感じられるのが凄いと思う。

SWORD OF JUSTICE – Re:rise

平松俊紀さんのオリジナル再始動ということで、これを挙げないわけにはいかないでしょう。
過去のSOJ曲のリアレンジもさらにカッコよくなってるし、
新曲2曲もコンポーザーの岡島俊治さんと阿知波大輔さんのカラーが超よく出てて高らかにガッツポーズもの。
リアレンジ曲では大好きな”Another soul“と”Solitude“を持ってきてくれたのがすごく嬉しかった!
またSOJの新曲が聴けることを楽しみにしております。

Stratovarius – Eternal

メロスピはもはやあまり聴かなくなってしまったけど、Helloweenとストラトだけは今でも出たら買ってます。
ストラトの新譜はとてもよかった。
目新しさはないけど、ストラトらしい北欧メロスピが100%入ってて思わず「これだよこれ!」と頷きたくなる。
特に”Shine in the Dark“と”Lost without A Trace“の北欧の冷たさを纏ったクサメロは良い。
僕のメタルにおける故郷みたいな感じだし、ストラトとHelloweenには「らしい」メロスピを創り続けていってほしい。

みとせのりこ – tSoLE

みとせさんと三滝航さんのタッグによるオリジナル・ミニアルバム。
透明で幽玄な幻想感とプログレ感がたまらない。2曲目”“のヴァイオリンとか特に。
今年はライヴも観に行ったし、みとせさん分を多く摂取できたと思います。

stellatram – Ad -アド-

stellatramさんのM3新譜。
今回はヒュムノスではなく海外の同人ビジュアルノベル「Millia -The Ending-」挿入歌を収録したオリジナル・ミニアルバム。
今作も曲も歌も綺麗でとても良い。
同じ曲だけど3人のヴォーカルでそれぞれ違う表情を見られる”Ad“3曲がとても沁みる。

内田真礼 – PENKI

まれいたそ~。まれいたそ~。
…コホン。
なんとなく買ってみたけど予想以上によかった1枚。
まれいたその(勝手な)イメージからアイドルポップ的なノリを予想していたら
かなりガチなロックに全振りしていて僕の好きな音楽性だったという。
最近の声優さんのアルバムでここまでロックに振ってる人あまりいないので嬉しくなっちゃって。
なんか妙にツボる曲が多いと思ってなんでだろう?と思ったら藍井エイルさんと曲の方向性が近いからかなーと。
コンポーザーも一部被ってますしね。黒須克彦さんとか重永亮介さんとか。
特に重永さん作詞/作曲/編曲の”North Child“がすっげー好き。

幻覚アリア – 煉獄ガーデン

M3春発表の同人V系/メロデスサークルの2nd。
ゴシックメタル系の音楽やってるサークルは多いけど、
このサークルはメタル部分が突進系メロデス/デスラッシュ寄りなのがすばらしい。
特に”ガーデニア-Everlasting-“の曲展開はクサすぎて良い。イントロのピアノから突進リフに雪崩れこむあたりとかね。
今後の活動がたいへん楽しみです。

こんなかんじ。
今年はメタルで刺さる新譜があまりなかったけど、
同人の幻想音楽系サークルで良い作品にたくさん出会えたのと、
霜月さんの商業10周年ライヴがあったりして幻想音楽好きとしての自分を再認識した1年だったなーと。
来年も良い音楽に数多く出会えますことを。まだ冬コミがあるけどな!!