[Music] ベストアルバム2019

気づいたら2019年も終わりですね。なんということだ。
ということでいつものアルバム10選です。

Swallow the Sun – When A Shadow Is Forced Into The Light

When A Shadow Is Forced Into The Light
Swallow The Sun
Century Media (2019-01-25)
売り上げランキング: 47,444
フィンランドのGothic/Doomの帝王、7thフル。
感想も上げたのでここでは控えめにしておきますが、
ヘヴィさは抑えつつも、「死への近さ」は今までのどの作品よりも色濃い。
気楽に聴ける作品ではないけど、「嘆きと悲しみの、その先の光」を感じられる傑作。

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Alcest – Spiritual Instinct

フランスの「ブラックゲイズ」とも称される、唯一無二の音楽をやっているAlcestの6thフル。
メタル色が強めでありつつも、ブラックメタルでもシューゲイザーでもない独特の空虚感をもった空想世界を感じられる1枚。
Neigeのヴォーカルの滔々と歌い上げる感じがとても好き。
Le Miroir“の重厚なイントロからの「心地よい虚無感」がたまらなく刺さる。いつまでもこの音の中にいたい。

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東山奈央 – 群青インフィニティ

群青インフィニティ(BD付初回限定盤)
東山奈央
フライングドッグ (2019-04-03)
売り上げランキング: 15,723
我らがフライングドッグのエース(と勝手に思っている)東山奈央さんの2ndフル。
1st「Rainbow」もかなりの名盤だったけど…大名盤を創りましたね……!
バラエティ豊かな曲を取り揃えていて、かつアルバムとしての1本の軸が通っていて、さらに「声優・東山奈央」でなければ歌えない、創れない作品になっている。
声優アーティストの存在意義を確かに示す、すごく意味のあるアルバム。

奈央さんの曲はとにかくいろんな「エモさ」が内包されているのがとても好きなんだけど、
群青インフィニティ“の「何度も何度も何度も何度も何度も何度でも」とか
はじまりの空“の「ここにいるから おもっているから そばにいるから ねえ、笑って」とか
自然と心に刻まれてしまうフレーズの嵐。

さよならモラトリアム“はまさに「声優・東山奈央」の表現力をいかんなく発揮した、「声優が歌うことの意味」を体現した1曲と感じていて、大好きです。
ツアーも最高だったし今から3rdアルバムへの期待が天井を突き破っている。

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平山笑美 – PIRAMIRiSE

PIRAMIRiSE
PIRAMIRiSE

posted with amazlet at 19.12.30
平山笑美
Sweep Record (2019-11-22)
売り上げランキング: 2,419
歌唱力に定評のありすぎる平山笑美さんの、クラウドファンディングにより実現した1stアルバム。
ソロでアルバム出してほしいと前々から思ってたので、迷いなくCF課金したけど想像以上に凄いアルバムを創ってくれた…!!!
歌が上手いのはもちろんですが、曲が強すぎて聴いてて気持ちよすぎる。
ZIZZと旧ナムコ勢で構成される作家陣が俺得すぎてね…
いとうかなこさんと磯江俊道さんの息吹を確かに感じる”JUMP!“、
「毒かわいい」というコンセプトとタイトルと歌詞が天才すぎる”Dead or ふたりきり♪“、
ぴらみさんの天高く舞う歌声がすごく活きているバラード”約束の空“あたりが特に好き。

2ndアルバムと2ndライヴも決まったとのことで、次こそはライヴ行きたい!

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Eluveitie – Ategnatos

アテグナトス【CD(日本盤限定ボーナストラック2曲収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付)】
エルヴェイティ
ワードレコーズ (2019-04-05)
売り上げランキング: 18,904
スイスのフォークメタルEluveitieの8thアルバム。
メンバーチェンジもあって方向性が心配されたけど、少し民族要素が減りつつもメロディック・デスラッシュとしてのカッコよさを強めた好盤で不安を一蹴。
ちゃんとEluveitieらしいケルト要素も残っているしなんの心配もいらなかった。
Ategnatos“イントロのピーヒャララーから始まり突進リフに雪崩込む流れはまさにEluveitie。

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夏川椎菜 – ログライン

ログライン(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)
夏川椎菜
ミュージックレイン (2019-04-17)
売り上げランキング: 12,318
夏川椎菜さんの1stフルアルバム。
パレイド“がメチャクチャいい曲だったので1stアルバムへの期待も上がっていたけど、
その好印象を力強く補強する超強力なアルバム。
声優アーティストの作品としては珍しく、楽器隊がしっかり主張していて、それでいて夏川さんの声を埋もれさせない(むしろキャラを立てている)音作りが見事。
洋楽寄りなミックスになっているのも好みだし、何度でも聴ける耳馴染みの良さが凄い。
この耳馴染みの良さは夏川さんの声質によるところが大きいんだなぁと。
このアルバムも「本人のキャラクター・嗜好を活かしている」という意味で声優アーティストのアルバムとして理想的。

ステテクレバー“が曲名のセンス含めて超好き。

PV

Mamiffer – The Brilliant Tabernacle

THE BRILLIANT TABERNACLE (ザ・ブリリアント・テイバーナクル: +bonus disc)
MAMIFFER
Daymare Recordings (2019-11-06)
売り上げランキング: 227,969
シアトルのポストロック・アンビエント、5thフル。
今年存在を知って前作の「The World Unseen」から聴き始めたけど、「心地よいからっぽ」感がすごく好き。
ヴォーカルの程よく感情のない感と、ノスタルジアを感じさせる音色、そして時折シューゲイザー的な歪ませ方をさせたギターが切り込んでくるのがとても良い。
最近「からっぽ」や「空虚」な感覚を抱かせる音楽が好きになりつつあるのでとても刺さった。
この系統も掘ってみようかな。

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BLOOD STAIN CHILD – AMATERAS

AMATERAS
AMATERAS

posted with amazlet at 19.12.30
BLOOD STAIN CHILD
爆音!BAKU-ON.Ca (2019-07-03)
売り上げランキング: 67,836
日本のトランス+メロディックデスメタルバンド、ベストアルバムを除くと8年ぶりになる6thフル。
なんと言ってもSadewさんの復帰で、大好きなMOZAIQ期のBSCが帰ってきた!ということですごく楽しみにしてたけど、
その期待に違わぬ超強力なアルバム!
シンセリード+メロデスリフにSadewさんの野生Vo.が絡むこの音。やっぱりBSCはこの音が一番好きなんだよなぁ。
EARTH“がリフも曲展開も完璧すぎて今年はずっと聴いていた感ある。

(声優オタク向けに)Dual Alter Worldのアルバムが好きな人で、万一このアルバムを聴いてない人がいたら一刻も早く聴いたほうがいい。

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RISE TO FALL – Into Zero

INTO ZERO(イントゥ・ゼロ)
RISE TO FALL ライズ・トゥ・フォール
RED RIVET (2019-02-20)
売り上げランキング: 141,595
スペイン出身、Coroner recordsのエットレファミリーの一員、久しぶりの4thフル。
1stからサイバーなメロデスを演っててすごくいいバンドだけど、新譜もすごくカッコいい!
In FlamesがCome Clarityで示したモダンなメロデスの、「正しく進化した姿」な感覚があってメロデスファンとしてとても嬉しい音。
↓に貼っている”Acid Drops“の、シンセリードのキラキラ感とリフの突進力が凄まじくカッコいいのでみんな聴いて。

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ASCA – 百歌繚乱

百歌繚乱(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付)(特典なし)
ASCA
SACRA MUSIC (2019-11-06)
売り上げランキング: 26,981
シンガーASCAさんの満を持してリリースされた1stアルバム。
今まで興味ありつつも本腰入れて聴いていなかったものの、”雲雀“がすごく刺さって聴き始めたけど、他の曲も強い強い強い。
Profusion“→”“→”RESISTER“の重永亮介3連でまずテンションぶち上がるし、
その後も表現力と強さを両立した芯の通ったヴォーカルに圧倒される。
気づいてみると重永亮介さんの作編曲率がめっちゃ高くて、「こりゃ刺さるわけですわ…」という感じ。
1stツアーも幸運にも行けてメチャクチャぶち上がったのでこれから本腰入れて追いかけていきます。

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以上。
ここ数年の10選はわりとひねり出してる感あったけど、今年は挙げるべき好盤が多すぎて非常に悩みました…
(HelevornもInsomniumもLahmiaも入れたかった…)
メタルおじさんとしてのアイデンティティを取り戻せた1年だったかな。