[review] PURE-POLLUTION – “Sleepless Night”

01.Other Side/Another Day
02.Stand Asleep
03.Endless You
04.Eastern Night
05.A Fluorite
06.Falling
07.In The Name Of Alice
08.Moments
09.Sleepless Night
10.Morning Disappear

ミナセイツキさんのサークルPURE-POLLUTIONのC77新作.東方アレンジ.
前作【At The Embrace In】の”ゴシック”ではない北欧的な冷たさを持った音作りにすっかりハマってしまった僕ですが,今回もほぼ同一の方向性でさらに磨きをかけてきた印象です.
ジャンルとしてはアンビエント?な感じが支配的ですがやはり最大の特徴はKeyでしょう.
メタルではありませんが,どこかフィンランドのメタル・バンドのキーボード・サウンドを彷彿とさせる…冷たく内に内に入り込んで行く閉塞感に満ちた音で美しいメロが奏でられます.
音色の選び方,装飾の仕方にどこか元Eternal Tears of SorrowのPasi Hiltulaを思い出すんですよね.
北欧の地の永久凍土を想起させる薄暗く,儚く,美しい音の質感はその手のが好きな人には堪らないものではないかと.僕は大好きです!(ぇ
前作は1曲目が強烈な暗鬱サウンドだったものの,ワリと曲によってはポップな感じの曲もあるという感じですが,今作はより前述した北欧的な冷たさ,儚さという部分が強まった印象を受けますね.
素晴らしい.

あとワリとどうでもいい話ですが,アルバム・タイトルがDark The Sunsの某曲と同じなのも個人的にポイント高い(何

気に入った曲.
#02 Stand Asleep
ワリと長めの重厚なイントロから続くキラー・チューン.
疾走感のあるビートに閉塞感ゆえの儚さを持ったメロが乗る.美しい.
digitalな質感のベースも曲に重苦しさを加えていて良いですね.

#05 A Fluorite
アルバムで最も好きな曲.
スローな暗鬱サウンドですが,中盤(01:59~)のキーボードが美しすぎる!
「至高」とか「筆舌に尽くし難い美しさ」という表現を使ってしまいたいレベルです.
この部分を聴きたいがために何度もリピートしてしまう,そのくらい気に入ってしまいました.
これは名アレンジだなぁ.

#07 In The Name Of Alice
これもKeyが泣ける.曲の重苦しい質感がアルバムが終盤へ向かっていくのを感じさせますね.

#09 Sleepless Night
タイトル曲に相応しい名バラード.
儚さと哀しみが至上の美しさを生む…このスタイルの音楽はそこが最大の魅力だと思っています.

個人的にとても期待していたアルバムですが,期待に違わぬ充実度.
閉塞感に満ちた雰囲気が延々と続くので人は選びそうですが,そういうのが好きな方はぜひぜひ.
美しいキーボード・サウンドに浸れる1枚です.

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