[review] 霜月はるか – “導きのハーモニー”

01. 風の理
02. 瑠璃の鳥
03. Everywhere With You
04. 想いのカナタ
05. 始まりのstory
06. Snowdrop
07. Blade of Tears
08. 星の夢~Gathering the stars of love~
09. 楽園の鍵
10. COSMOLAGOON
11. たびだちのうた
12. 永遠
13. so happy days
14. 眠りの果ての蒼い花
15. 導きのハーモニー

霜月はるかさんのワークスベスト3rd.(特設ページはこちら)
【あしあとリズム】【音のコンパス】同様PC/CSゲーム主題歌がメインに収録されています.

最近ゲーム主題歌系の曲をフォローしきれてなかったのもあって楽しみにしてたんですが…一聴した時にまず感じたのは「あれっ?」という違和感でした.
前2作同様高品質な楽曲が並んでいることには違いないのですが,なんというか,こう…フツーのアニソンっぽい曲が増えたなぁと.
新機軸といえば新機軸なのかもしれませんが,霜月さんのファンタジー世界観に惹かれている身としては
物足りなさというか肩透かし感をどうしても感じてしまいます.
失礼を承知で言いますが,こういう曲を霜月さんがやる必要はないんじゃないかなぁ…と.
“楽園の鍵”とか”眠りの果ての蒼い花”のようなファンタジックな楽曲も収録されてはいますが,
数が少ないのと上記2曲以外はどうしても過去の名曲と比較してしまうとメロディが弱く感じてしまうところもあって
通して聞くと印象に残りにくいアルバムになってしまっているように感じます.
曲調が多岐にわたった分方向性が拡散ていて前作まであった「ベストにも関わらず一本の芯が通っている」という部分が希薄になった感もありますし.
“瑠璃の鳥”は名曲だと思いますが,既にサントラで聴いてしまっているというのも物足りなさに拍車をかけているかもしれませんね…

いきなり苦言ばかり書いてしまいましたが,”楽園の鍵”とか”眠りの果ての蒼い花”は大好きです.
他の曲で物足りなさを感じる分「これだよこれ!」と.
「霜月さん=ユラグソラ」な自分としてはやっぱりこういう曲が聴きたいんですよね.
シンガーというよりは「幻想世界の紡ぎ手」としての霜月さんに惹かれている身としては.

歌唱と演奏はさすがのクオリティですし質の高いアルバムだとは思いますが,
方向性的な意味でかなり違和感を感じてしまい,結果自分の中では霜月さんのアルバムで最も聴きこむ気が起こりにくいアルバムになってしまいました.
同人活動休止の件といい一抹の不安を感じてしまいますが,今後の作品でこの不安を吹き飛ばしてくれることを期待します.

気に入った曲.
M09 “楽園の鍵”
イントロのコーラスワーク~必殺の生弦炸裂は悶絶必至.

M14 “眠りの果ての蒼い花”
まさにtieLeaf節な薄暗さと壮麗さが素敵.
特にサビの盛り上げ方,大好き.

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