【Into Fantasia】02:Therion – “Secret of the Runes”

シークレット・オブ・ザ・ルーンズ

さて、大分間が空いてしまいましたがファンタジー・メタルを紹介するコーナー第2回です。
今回はTherionの”Secret of the Runes”について書いてみます。


ジャンルとしては一応シンフォニック・メタルということになるであろうTherionですが、
この言葉からRhapsodyやAngraといったメロスピ的なものを思い浮かべる方も多いと思います。
…が、このバンドはそれらとは全くの別物です。
じゃあどんな音楽性なんだ、と言われると非常に説明が難しいんですがw
敢えて一言で言うなら「メタルとオペラの融合」を非常に高い次元で体現しているバンド、ってところでしょうかね。
特にこのアルバムは所謂リード・ヴォーカルが存在せず歌唱パートは男女のクワイアのみという
メタル・アルバムとしては非常に特異なスタイルを取ってます。
楽曲の構造的にも明確なサビがなかったりとキャッチーさとは無縁の音楽ですが
生のオーケストラをふんだんに使用したそのサウンドはどちらかというとRPGや映画のサントラを彷彿とさせますね。
前述のクワイアもサウンドと非常によく合って荘厳な雰囲気を出してますし。
北欧神話をコンセプトとして用いていることもあり、ファンタジー好きには訴求する面があるのではないかと。
ってか、まず曲名がツボですよ。”Asgard“とか”Midgard“とか”Nifelheim“とかw
まぁそれはともかく、楽曲の出来もいいですし演奏も上手いですし
(特に要所で切り込んでくるKristian Niemannのギターは超絶品!)
個人的には非常に面白いアルバムだと思います。
聴きやすさではこの後リリースされた【Sirius B/Lemuria】や最新作【Gothic Kabbalah】に一歩譲ると思いますが
ファンタジーっぽさではこちらの方が上なんじゃないかと。
というわけでファンタジー/RPG音楽好き、特に北欧神話好きにはオススメしておきますよ。

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