Live Report : Angra/Blind Guardian JAPAN TOUR 2007 2/12 東京厚生年金会館
昨日のAngra/BG来日公演レポです。 思いっきり自己満足テキストな上にBGに偏りまくってるので興味ある方のみご覧下さい。
-Blind Guardian- 今回がメタルライヴ初参戦となる僕にとって、もちろん生BGは初体験。 Imaginations Through Looking GlassやLiveで繰り広げられたパフォーマンスが今眼前で繰り広げられるのか…と思うと開演前から気分が昂揚しまくりでした。 開演時間となり、定番のオープニングSEWar Of Wrathが流れた瞬間にもう涙腺が緩みかけてヤヴァかったw そして続くInto The StormでBG登場! 初めて観る我がフェイバリット・バンドの勇姿に大興奮。 コーラスの"Through the dark age And into the storm"は当然シンガロング。 この時点で既に泣きそうだったり(ぉ 次のWelcome To Dyingでの「Welcome to the show Welcome to?」「Dying!!」の掛け合いも感慨深かったなぁ。 ライヴ・アルバムやDVDで聴いててもの凄く憧れがありましたからねw やはりBGのライヴはこうじゃないと。 とまぁそんな感じで定番曲あり、Fly、This Will Never Endの新曲あり、I'm AliveとかBright Eyesといった意外なところありのセットでショウは進んでいきますが。 バンドの演奏・パフォーマンスは文句なしでしたが、音響面と客のノリが今イチでしたね… まず音響面は、音圧が高すぎるのか音がかなりこもってて各パートの分解能が悪い。 アコースティック・セットならまだいいんですけど、フル・バンドになるとVo.やリード・ギターがクリアに聞こえなくなってしまうという… パフォーマンス自体は全く問題なかっただけに、ここが凄く残念でしたね。 あと、最大の問題だったのが客のノリ。 Angraのファンが多いのか、全席指定なだけに落ち着いて観よう、という人が多いのかどうかは分かりませんが BGのライヴにも関わらずシンガロングする人がかなり少なく、 ライヴ・アルバムやDVDで聴かれるような会場全体の大合唱が殆どなかったこと。 僕の両隣の人も歌ってませんでしたしね…僕はお構いなしに歌いまくってましたがw もちろんライヴの見方というのは人それぞれですし、じっくり観たい、聴きたいという人の気持ちも分かりますけど BGのライヴにおいては観客の大合唱というのが一つのハイライトを作るという要素は間違いなくあるわけで せめてHansiから要求があったとき(ValhallaとかAnd then there was silenceの終盤とか)くらいは歌った方がいいんじゃないかなぁ…と思いましたね。 そこが残念ではありました。 ただ、セットに関してはかなり僕のツボを突いてましたし、パフォーマンスも文句なしだったので 僕個人としてはとっても楽しめましたけどね。 I'm AliveとBright Eyesを演ってくれたのは凄く嬉しかったし、 The Bard's Song(In The Forest)の代わりにA Past and Future Secretを演ったのも僕的には◎。 90分弱という長さを考えるといいセットだったんじゃないですかね。 それだけに観客のノリがどうにももどかしかった、というのが一番残念なところ… 最近某誌でさかんに言われている「ヨーロッパのメタル・ファンの熱さが日本には伝わってきていない」 というのを肌で感じてしまい淋しいものがあります。 やっぱり今回のカップリング公演という形は失敗だったんじゃないかなぁ…とも思ったり。 次は単独公演で完全燃焼したいなぁ…むしろ夏のWackenとか行っちゃうか?(ぉ
-Setlist- 1.War Of Wrath(SE) 2.Into The Storm 3.Welcome To Dying 4.I'm Alive 5.Fly 6.Valhalla 7.Bright Eyes 8.Majesty 9.This Will Never End 10.And Then There Was Silence -Encore- 11.Punishment Divine 12.A Past And Future Secret 13.Mirror Mirror-Angra- BG終了後、ステージセットチェンジなどで30分弱のインターバルを置いてAngra公演スタート。 正直BGで頑張りすぎてAngraはマターリ観るか…とか思ってたんですけど(ヲイ イントロのUnfinished Allegroが流れるとやはりスイッチが入っちゃいますねw で、それに続くはもちろん神曲Carry On。 Eduの声が出てないとか巷で散々言われてるんでどんなもんかと思ってたんですけど、 予想よりは良かったんじゃないかと思います。サビ客に歌わせてたけどね(ぉ まーAndre Matosのハイトーン再現は期待しない方がいいでしょ…ってことで。 つか、それよりもCarry OnとNova Eraをメドレーにするのはどうかと思う。 せっかくの神曲2曲なんだから、別々に演った方が絶対にイイと思うんですけど… ま、そんなこんなで初期作からも【Rebirth】、【Temple Of Shadows】からも 最新作【Aurora Consurgens】からもバランス良く組まれたセットでショウは進行。 ただ…初期作からの曲がちょっと多すぎるかなぁ?とも思いました。 個人的には【Rebirth】、【Temple Of Shadows】の2作が特に好きなんで、 この2作からもっと演って欲しかったですね… 特にThe Temple Of Hateは是非とも聴きたかった。 まぁ、そんなセットに多少不満点はありながらも終盤で Deus Le Volt!~Spread Your Fireが来ると気分が高揚するモノはありましたけどね。 最後はメンバー間で楽器チェンジしてKikoがVo.を取ってのBeatlesのカヴァーCome Togetherで締め。 個人的にはこのラストも微妙だった気がするんですよね…ま、ライヴならではってことでこれもアリなのかな。 BGと同じく音響面では結構キツイものがありました。 特にAngraのウリはKiko Loureiro、Rafael Bittencourt両名のツイン・ギターですから そこがあまりクリアに聞こえないのがかなり痛かったです。 ま、次回公演でのリヴェンジに期待ですね。 そんな感じで両バンドとも総合的にはベストとは言えない公演ではあったとは思いますが。 ただそこを差し引いても初メタル・ライヴとして「楽しい!」と思った場面があるのも事実。 今後も色んなバンドのライヴに行ってみたいですね。 4月に新譜リリースしますし、Dark Tranquillityとか来日しないかなぁ…まぁイイやw
-Setlist- 1.Unfinished Allegro 2.Carry On~Nova Era 3.The Voice Commanding You 4.Waiting Silence 5.Wings Of Reality 6.Z.I.T.O. 7.Heroes Of Sand 8.Ego Painted Grey 9.Nothing To Say 10.Angels And Demons 11.Rebirth 12.The Course Of Nature 13.Deus Le Volt 14.Spread Your Fire 15.Come Together(THE BEATLES cover)