[Live] Japan Game Music Festival 2013 day 1 [2013.06.29 @ Zepp Tokyo]

2013, Jul 04

写真 2013-06-30 23 35 59 行ってまいりましたJapan Game Music Festival 2013。 90年代初頭のゲームミュージックフェスティバルは自分がゲームミュージックにハマりだした頃には既に終わっており行けず。 「ゲーム音楽フェスをまたやってほしい!」と前々から思っていた身としてはこのフェスはまさに「やってほしかったライヴ」そのもの。 そんな思いもあって当日をめっちゃ楽しみにしてました。 メンツ的にも僕にとっての神であるイトケンさん率いるThe Musicolorsはじめ観たいバンドばかりだし。

では当日を振り返ってみましょう。

会場入る前にまず物販でやらかしましたw

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セガハード/ゲームはこれまであまり触れてこなかったんですが、最近ニコ生etcで光吉さんの曲を聴く機会があり 「かっけぇぇぇぇ!CD欲しい」となっていたのでちょうどいい機会ということで一気に購入。 いやぁいい買い物をしました。

物販でやらかしつつ会場in。 早めにチケット買ったのもあって2列目センター付近というすごくいいポジションに。

記念すべきトップバッターはZUNTATA

1. Protocol Signal Generation / グルーヴコースター 2. Just no friend / グルーヴコースター 3. Tears & flow / サイキックフォース2012 4. Daddy Mulk / ニンジャウォーリアーズ 5. Play merrily / グルーヴコースター 6. Happy Smiling♪ / 私のハッピーマナーブック 7. Good-bye my earth / ダライアスバースト 8. 電車で電車でGO!GO!GO! / 電車でGO!
ZUNTATAの名前は知ってたけど曲は全く知らなかったのでこれがまさに初ZUNTATA。 インストパートはまさに古き良き時代のゲームミュージックバンドという感じでテンションが上がる。 後半は中恵光城さんが登場してヴォーカル曲の応酬。 個人的に中恵さんはABSOLUTE CASTAWAYの活動をずっと追っかけていたので、 ZUNTATAでゲスト出演すると聞いた時には少なからず驚きましたが良いパフォーマンスでした! アイドルチックな可愛い声から"Good-bye my earth"のシリアスな歌い方までやはり幅が広いですな。 ラスト曲"電車で電車でGO!GO!GO!"の石川さんとの掛け合いが面白かったw トップバッターとは思えないくらいの盛り上がりでした。

お次は我らがFalcom jdk BANDの登場。

1. TO MAKE THE END OF BATTLE / イースI&IIクロニクルズ 2. MIGHTY OBSTACLE~The Wind Of Zemeth / イースVI-The Ark of Napishtim- 3. Cry for me, cry for you / 英雄伝説 空の軌跡 the 3rd 4. Inevitable Struggle / 零の軌跡 5. OVER DRIVE / イースI&II クロニクルズ 6. 銀の意志 金の翼 / 英雄伝説 空の軌跡SC
正直何度も観てるので()もはや新鮮味はないわけですが 相変わらず演奏者個々のクオリティが非常に高い。 フェスだけあってド定番のセトリですがイース曲はやはり盛り上がりますな。 Mightyではいつも通り空気を読まないヘドバンを展開しました( 特にイース曲の熱さがゲームミュージックファンに広く伝わったんじゃないかと。

3組目は川村ゆみ × Lotus Juice

1. Mass Destruction / PERSONA3 2. Burn My Dread -Last Battle- / PERSONA3 3. P3fes / PERSONA3
ペルソナは未プレイですが川村さんの曲はX○seとかL○ssで聴いていたので楽しみにしてました。 良くも悪くもゲームミュージックらしくない感じですな。R&BとかEDMとかそっち寄り。 しかし川村さんMCは結構問題発言がお好きなようでw 民事再生

4組目は赤ジャージ軍団TEKARU

1. ファイナル・ギャザリング / 勇者のくせになまいきだ:3D 2. 茄子 / 428 ~封鎖された渋谷で~ 3. ボクは子供 / 怪獣が出る金曜日 4. The Door Into Summer (Hina's Theme) / タイムトラベラーズ 5. 鬼討ツモノ / 討鬼伝
TEKARUを観るのは2回目ですがやっぱりスクワットが楽しい() 坂本さんも「お客さんに媚を売って(笑)」と言ってましたがヴォーカル曲入れたりしてだいぶ聴きやすい曲で攻めてきた感じですね。 もっとプログレしていいのy "ボクは子供"の清田愛未さんのVo.がすごくツボだった! 翌日の物販で清田さんのCDを即買ってしまうくらいに気に入りました。 聴きやすい曲で攻めるTEKARUも良かったですね。ただ個人的にはもっとプログレしてくれてm

5組目はスクエニよりMitsuto Suzuki(SQUARE ENIX) × Sugimoto Tomoyuki(VJ)

1. New Bodhum / FINAL FANTASY XIII-2 2. ヒストリアクロス / FINAL FANTASY XIII-2 3. 不可視の深淵 / FINAL FANTASY XIII-2 4. ユスナーン / LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII 5. デッドチューン / LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII 6. 閃光バトル1 / LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII
生バンド主体のこのフェスでは異色のDJ&VJ的なパフォーマンス。 お客さんも面食らってた人が多かった印象ですが、僕はこういうのも好きなのでわりと聴き入ってました。 もうちょい鈴木さんが手元で何やってるかわかりやすい見せ方だとより入り込みやすかったかも。 まぁでもスクエニにもこういうバックグラウンドの人がいるんだ、と少し感心しました。

6組目はCrush 40のご登場!

1. His World / ソニック・ザ・ヘッジホッグ 2. Sonic Heroes / ソニック・ヒーローズ 3. Free / ソニック フリーライダーズ 4. One Of Those Days / オリジナル楽曲 5. Sonic Boom / ソニック・ザ・ヘッジホッグCD 6. Knight Of The Wind / ソニックと暗黒の騎士 7. I Am...All Of Me / シャドウ・ザ・ヘッジホッグ 8. Open Your Heart / ソニックアドベンチャー 9. What I'm Made Of... / ソニックヒーローズ 10. Live&Learn / ソニックアドベンチャー2
いやーすごい盛り上がりだった! 始まる前にMCの平井さんが「Crush40からのお願いです。写真(動画?)撮影するから写りたい人は前に出てきて」というアナウンスがありましたが これが結果的には大正解。 みんな前に出てきてCrush40の時だけはオールスタンディングの様相に。 瀬上さんもギターを替えつつ官能的なソロプレイを披露していて素晴らしかったし、 何よりVo.のジョニー・ジョエリさんのパフォーマンスが凄まじかった! やっぱり本職HardRockバンドのヴォーカルは違う。歌自体もお客さんの煽り方も。 ソニックも殆ど触れてこなかったので曲は知らなかったけどそんなこと関係なく盛り上がりました! HardRockらしくシンガロングできるパートを用意してるのがいいですね。 2日間で間違いなく一番盛り上がってたバンド。CDも買ったしこれから聴き込みたい。

1日目のトリは我らがThe Musicolors

1. 運命への挑戦 / デビルサバイバー2 2. Walking Through The Towers / パズル&ドラゴンズ 3. Dragon's Den / パズル&ドラゴンズ 4. 玄城バトル / ロマンシング サガ3 5. Believing My Justice / ロマンシングサガ ミンストレルソング 6. ラストバトル / ロマンシング サガ3
事前にパズドラとロマサガがメインとアナウンスされていた通りのセトリ。 1曲目はデビサバ2から、2,3曲目にパズドラ、その後はロマサガ。 "Dragon's Den"はいわゆる「イトケンのバトル曲」な曲調だけに後のロマサガとうまく繋がっていたと思う。 ロマサガから何がくるか、は密かに注目していた部分ですがこの日はRe:BirthIIから3曲。今回も熱かった。 今回イトケン以外の方の演奏は初めて聴いたけど、流石に演奏力高いなと唸りながら聴いてました。 ただギター一本であるがゆえにロマサガ曲はできる曲に制約が生まれてしまうのが「ロマサガ曲を聴く」という観点からは勿体ないなーと思ってしまいました。 いっそのことバトル曲という制約を外して聴かせる曲メインでも良かったんじゃないかと。ポドールイとかALONEとかバンガードとか。 そのあたり今後に期待ですね。

以上が1日目。 5時間の長丁場で流石に疲れましたが今まで聴いていなかったゲーム音楽との出会いも数多くあって すごくいい1日となりました。 MCのお二方も含めゲーム好きだけで構成される空間のなんと心地良いことか。これこそがフェスの醍醐味。 この日の個人的ベスト・バンドは間違いなくCrush40。熱すぎた。

そして2日目へ。