BestOf, Music

気づいたら2019年も終わりですね。なんということだ。
ということでいつものアルバム10選です。

Swallow the Sun – When A Shadow Is Forced Into The Light

When A Shadow Is Forced Into The Light
Swallow The Sun
Century Media (2019-01-25)
売り上げランキング: 47,444
フィンランドのGothic/Doomの帝王、7thフル。
感想も上げたのでここでは控えめにしておきますが、
ヘヴィさは抑えつつも、「死への近さ」は今までのどの作品よりも色濃い。
気楽に聴ける作品ではないけど、「嘆きと悲しみの、その先の光」を感じられる傑作。

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Alcest – Spiritual Instinct

フランスの「ブラックゲイズ」とも称される、唯一無二の音楽をやっているAlcestの6thフル。
メタル色が強めでありつつも、ブラックメタルでもシューゲイザーでもない独特の空虚感をもった空想世界を感じられる1枚。
Neigeのヴォーカルの滔々と歌い上げる感じがとても好き。
Le Miroir“の重厚なイントロからの「心地よい虚無感」がたまらなく刺さる。いつまでもこの音の中にいたい。

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東山奈央 – 群青インフィニティ

群青インフィニティ(BD付初回限定盤)
東山奈央
フライングドッグ (2019-04-03)
売り上げランキング: 15,723
我らがフライングドッグのエース(と勝手に思っている)東山奈央さんの2ndフル。
1st「Rainbow」もかなりの名盤だったけど…大名盤を創りましたね……!
バラエティ豊かな曲を取り揃えていて、かつアルバムとしての1本の軸が通っていて、さらに「声優・東山奈央」でなければ歌えない、創れない作品になっている。
声優アーティストの存在意義を確かに示す、すごく意味のあるアルバム。

奈央さんの曲はとにかくいろんな「エモさ」が内包されているのがとても好きなんだけど、
群青インフィニティ“の「何度も何度も何度も何度も何度も何度でも」とか
はじまりの空“の「ここにいるから おもっているから そばにいるから ねえ、笑って」とか
自然と心に刻まれてしまうフレーズの嵐。

さよならモラトリアム“はまさに「声優・東山奈央」の表現力をいかんなく発揮した、「声優が歌うことの意味」を体現した1曲と感じていて、大好きです。
ツアーも最高だったし今から3rdアルバムへの期待が天井を突き破っている。

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平山笑美 – PIRAMIRiSE

PIRAMIRiSE
PIRAMIRiSE

posted with amazlet at 19.12.30
平山笑美
Sweep Record (2019-11-22)
売り上げランキング: 2,419
歌唱力に定評のありすぎる平山笑美さんの、クラウドファンディングにより実現した1stアルバム。
ソロでアルバム出してほしいと前々から思ってたので、迷いなくCF課金したけど想像以上に凄いアルバムを創ってくれた…!!!
歌が上手いのはもちろんですが、曲が強すぎて聴いてて気持ちよすぎる。
ZIZZと旧ナムコ勢で構成される作家陣が俺得すぎてね…
いとうかなこさんと磯江俊道さんの息吹を確かに感じる”JUMP!“、
「毒かわいい」というコンセプトとタイトルと歌詞が天才すぎる”Dead or ふたりきり♪“、
ぴらみさんの天高く舞う歌声がすごく活きているバラード”約束の空“あたりが特に好き。

2ndアルバムと2ndライヴも決まったとのことで、次こそはライヴ行きたい!

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Eluveitie – Ategnatos

アテグナトス【CD(日本盤限定ボーナストラック2曲収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付)】
エルヴェイティ
ワードレコーズ (2019-04-05)
売り上げランキング: 18,904
スイスのフォークメタルEluveitieの8thアルバム。
メンバーチェンジもあって方向性が心配されたけど、少し民族要素が減りつつもメロディック・デスラッシュとしてのカッコよさを強めた好盤で不安を一蹴。
ちゃんとEluveitieらしいケルト要素も残っているしなんの心配もいらなかった。
Ategnatos“イントロのピーヒャララーから始まり突進リフに雪崩込む流れはまさにEluveitie。

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夏川椎菜 – ログライン

ログライン(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)
夏川椎菜
ミュージックレイン (2019-04-17)
売り上げランキング: 12,318
夏川椎菜さんの1stフルアルバム。
パレイド“がメチャクチャいい曲だったので1stアルバムへの期待も上がっていたけど、
その好印象を力強く補強する超強力なアルバム。
声優アーティストの作品としては珍しく、楽器隊がしっかり主張していて、それでいて夏川さんの声を埋もれさせない(むしろキャラを立てている)音作りが見事。
洋楽寄りなミックスになっているのも好みだし、何度でも聴ける耳馴染みの良さが凄い。
この耳馴染みの良さは夏川さんの声質によるところが大きいんだなぁと。
このアルバムも「本人のキャラクター・嗜好を活かしている」という意味で声優アーティストのアルバムとして理想的。

ステテクレバー“が曲名のセンス含めて超好き。

PV

Mamiffer – The Brilliant Tabernacle

THE BRILLIANT TABERNACLE (ザ・ブリリアント・テイバーナクル: +bonus disc)
MAMIFFER
Daymare Recordings (2019-11-06)
売り上げランキング: 227,969
シアトルのポストロック・アンビエント、5thフル。
今年存在を知って前作の「The World Unseen」から聴き始めたけど、「心地よいからっぽ」感がすごく好き。
ヴォーカルの程よく感情のない感と、ノスタルジアを感じさせる音色、そして時折シューゲイザー的な歪ませ方をさせたギターが切り込んでくるのがとても良い。
最近「からっぽ」や「空虚」な感覚を抱かせる音楽が好きになりつつあるのでとても刺さった。
この系統も掘ってみようかな。

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BLOOD STAIN CHILD – AMATERAS

AMATERAS
AMATERAS

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BLOOD STAIN CHILD
爆音!BAKU-ON.Ca (2019-07-03)
売り上げランキング: 67,836
日本のトランス+メロディックデスメタルバンド、ベストアルバムを除くと8年ぶりになる6thフル。
なんと言ってもSadewさんの復帰で、大好きなMOZAIQ期のBSCが帰ってきた!ということですごく楽しみにしてたけど、
その期待に違わぬ超強力なアルバム!
シンセリード+メロデスリフにSadewさんの野生Vo.が絡むこの音。やっぱりBSCはこの音が一番好きなんだよなぁ。
EARTH“がリフも曲展開も完璧すぎて今年はずっと聴いていた感ある。

(声優オタク向けに)Dual Alter Worldのアルバムが好きな人で、万一このアルバムを聴いてない人がいたら一刻も早く聴いたほうがいい。

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RISE TO FALL – Into Zero

INTO ZERO(イントゥ・ゼロ)
RISE TO FALL ライズ・トゥ・フォール
RED RIVET (2019-02-20)
売り上げランキング: 141,595
スペイン出身、Coroner recordsのエットレファミリーの一員、久しぶりの4thフル。
1stからサイバーなメロデスを演っててすごくいいバンドだけど、新譜もすごくカッコいい!
In FlamesがCome Clarityで示したモダンなメロデスの、「正しく進化した姿」な感覚があってメロデスファンとしてとても嬉しい音。
↓に貼っている”Acid Drops“の、シンセリードのキラキラ感とリフの突進力が凄まじくカッコいいのでみんな聴いて。

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ASCA – 百歌繚乱

百歌繚乱(初回生産限定盤A)(Blu-ray Disc付)(特典なし)
ASCA
SACRA MUSIC (2019-11-06)
売り上げランキング: 26,981
シンガーASCAさんの満を持してリリースされた1stアルバム。
今まで興味ありつつも本腰入れて聴いていなかったものの、”雲雀“がすごく刺さって聴き始めたけど、他の曲も強い強い強い。
Profusion“→”“→”RESISTER“の重永亮介3連でまずテンションぶち上がるし、
その後も表現力と強さを両立した芯の通ったヴォーカルに圧倒される。
気づいてみると重永亮介さんの作編曲率がめっちゃ高くて、「こりゃ刺さるわけですわ…」という感じ。
1stツアーも幸運にも行けてメチャクチャぶち上がったのでこれから本腰入れて追いかけていきます。

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以上。
ここ数年の10選はわりとひねり出してる感あったけど、今年は挙げるべき好盤が多すぎて非常に悩みました…
(HelevornもInsomniumもLahmiaも入れたかった…)
メタルおじさんとしてのアイデンティティを取り戻せた1年だったかな。

CD感想, Music

When A Shadow Is Forced Into The Light
Swallow The Sun
Century Media (2019-01-25)
売り上げランキング: 68,863

フィンランドが誇るGothic/Doomの帝王Swallow the Sun8枚目のスタジオ・アルバム。
前作は自身のもつ音楽性を静と動の要素に分解し、3枚組という非常に挑戦的なアルバムを作ってきましたが、
今作は1枚のアルバムの中にSwallow the Sunらしい「Melancholy/Beauty/Despair」を表現する1枚に。
そしてギタリストでメインソングライターのJuva Raivioがパートナーを失った絶望を乗り越えるために創られたということもあり
(というかそんな状況になってたの全然知らなかったですね…)
極めてパーソナルで、かつSwallow the Sunの作品で最も「死」と「生」に近いところにあるアルバム。

今作の前にリリースされたEP「Lumina Aurea」ではこれまでのSwallow the Sunの作風とはまったく異なる、
映画音楽のようなアプローチで深く沈み込む絶望を描く「喪失の情景」の表現がなされており「これをEPにするとか凄いな…!」と感じましたが、
そこから続くアルバム本編は音楽的には幾分かの救いが感じられる内容。
特にアルバム前半はドゥームなリフもかなり抑えめで、テーマを抜きにすればかなり聴きやすいです。
ただ特徴的なのは、生と死の境界線の、「こちら側」の端から「向こう側」を眺める風景が曲に収められている全ての音から強く想起されること。
特に”The Crimson Crown“の現世と冥府を隔てる河が脳裏に浮かぶ幽玄な音世界がたまらない。
さらに歌というよりも呪術めいたクリーンVo.が心地よい”Firelight“、
美しさと慟哭のコントラストがこれぞSwallow the Sunな”Upon The Water“、
メロウなクリーンVo.とヴァイオリンの重苦しさが印象的な”Clouds On Your Side“と続き、
Here On The Black Earth“で灰色の墓標を思わせるイントロからのリフとヴォーカル両方で嘆きと慟哭を爆発させ、
空虚な虚無感に満たされる”Never Left“でアルバムは幕を閉じる。
アウトロの「Empty rooms…」からひたすらEmpty…を連呼するのが聴き終わった後に心に楔を打ち込まれた感覚が残るのがとても良い。

全体通して、「静寂」をすごく効果的に用いているアルバムという印象。
音の隙間まで含めての心象風景の描写が見事で、「静」の部分があるから「動」の部分で感情がより動かされる音楽になっていると思う。
なので家で、雑音のない環境でじっくり聴いてこの音世界に浸りたい。
あと「Lumina Aurea」と地続きになっている作品なので両者を続けて聴きたいですね。
特に繋げて聴くと1曲目の表題曲のもつ意味合いが変わってくると思う。
横たわるテーマを考えると気軽に聴けるアルバムではないけど、美しい悪夢の中に身を置いて絶望の出口を探す感覚が非常に心地よいアルバム。

雑記

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

最近ブログを書く機会がかなり減ってしまっていて、どんどん長文が書けなくなっていて非常によくないと思うので、
2019年はなるべくブログを書くことも目標のひとつにしたいと思うワケダ。

2018年のイベント振り返りも軽くしておくけど、去年のイベント参加数は61。





演者別ベスト3は、

    1. 上田麗奈さん:14件
    2. 水瀬いのりさん:8件
    3. 田所あずささん:5件

 特に上田麗奈さんは1-6月:3件に対して7-12月:11件と一気に増えてしまったな…w
てさぐれで名前を認識してから好きな声優さんではあったけど、
μちゃん&フーラ先輩で推し度が急激に高まって、
ミリオン5thのアリーナ4列目でもう麗奈さんしか見ていない自分に気づいてしまって完全に堕ちてしまったなーと。
その時点で燃料が大量にあったのに、さらにSSSS.GRIDMANのアカネちゃんで完ッ全にとどめを刺されると。もう無理。
今年もまずはわたてん&グリムノーツからしっかり追いかけていく所存。
そしてLantis祭りのソロでの初ステージが今年前半のハイライトになりそう。絶対に応援にいかないと。

2018年は大原ゆい子さんだったりスピラ・スピカだったり、今まで聴いてなかった新しいアーティストとの出会いもあったので、今年も自分に突き刺さる新しいアーティストと出会って自分の感性と知見を拡張し続けていきたいな。
そこそこいい年齢になってきているけど、新しいものへの感性を失わないように、精神の老いを可能な限り遅らせるよう意識して動いていきたい。

というわけで2019年も「自分の好きなものを全力で応援する」スタイルそのままに行きたいと思うのでよろしくお願いします。

BestOf, Music

気づいたら2018年も終わりなのでいつものです。

01. 上田麗奈 – “sleepland”

TVアニメ『メルヘン・メドヘン』ED主題歌「sleepland」(アーティスト盤)
上田麗奈
ランティス (2018-02-07)
売り上げランキング: 20,753

上田麗奈さんの記念すべき1stシングル。アルバムじゃないけどあまりに素晴らしかったので一番に挙げる奴。
「自分を表現する」形で制作された1stミニアルバム”RefRain“とはまた違う、メルヘン・メドヘンの世界観に優しく寄り添う麗奈さんの歌がただひたすらに心地よい会心の1枚。
何が素晴らしいってC/Wの2曲も含めて統一された世界観が構築されていて、3曲通した物語性や流れがあること。
特に”fairy taleの明けに“は曲に漂う幻想感が好きすぎて間違いなく今年1番聴いた曲だろうなぁ。
この世界観をフルレンスのアルバムで表現してくれる日が待ち遠しくてなりません…!

02. Cor Scorpii – “Ruin”

RUIN
RUIN

posted with amazlet at 18.12.27
COR SCORPII
PLAST (2018-06-22)
売り上げランキング: 180,168

ノルウェーの伝説Windirのメンバーによるブラックメタルプロジェクト、10年ぶりの2ndアルバム。
まずこのアルバムが世に出たことに大きな意味がある。もう新作聴けることはないと思っていたからね…
内容も一切軸がぶれていない、吹雪を撒き散らしながら爆走するブリザードブラックメタル。
北欧出身のバンドにしか出せない音と空気感。
Skuggevandrar“の冷たい激情と慟哭に泣きながらガッツポーズ。

03. 早見沙織 – “JUNCTION”

早見沙織/JUNCTION (CD+Blu-ray盤/2枚組)
早見沙織
ワーナー・ホーム・ビデオ (2018-12-19)
売り上げランキング: 332

先週リリースされたばかりの早見沙織さんの2ndアルバム。
歌の圧倒的な表現力は誰もが認めるところですが、今回はそれに加えて曲の充実度が凄い…!
特に”白い部屋“の心地よい虚無感、そして”祝福“のシューゲイザーサウンドに溶け込む早見さんの世界に溶け込む歌は1stアルバムでは見せていなかったもの。
圧倒的な歌唱力に加えてこんなどストライクな曲持ってこられたらもう選ばざるを得ません。大名盤。

04. μ(CV:上田麗奈) – “Caligula OVERDOSE Original Soundtrack”

カリギュラオーバードーズ オリジナル・サウンドトラック
オリジナル・サウンドトラック
U/M/A/A Inc. (2018-05-23)
売り上げランキング: 3,126

アニメも放送されたカリギュラ、リメイク版のサントラ。
何と言ってもμちゃんの歌ですよ…!
楽士それぞれのトラウマをそのまま吐き出した歌がすごく突き刺さる。
Love Scope“の終盤になるにつれてねっとり感を増していく表現がたまらなく好き。
あとアニメ版のMVだけど”Distorted†Happiness“は歪んだ世界と愛の表現として最高of最高なので全人類聴くべき。

たとえ歪んでたってそれは
たとえ腐ってたってそれは
たとえ澱んでたってそれは

幸福には変わりないのに

05. 西木康智 – “OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack”

OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack
西木康智
スクウェア・エニックス (2018-07-13)
売り上げランキング: 757

ゲーム本編も今年のベストゲームに挙げたいオクトパストラベラーのサントラ。
ゲームのコンセプトの「王道RPGの良さを継承した”2018年の”RPG」と同様の、
「伝統を受け継いているけど、決して懐古ではない2018年のゲームBGM」になっているのが熱くて熱くて。
「過去へのリスペクトの表現」として最高の形だと思う。
ボスバトル2“の熱さは久しく感じていなかったものでホントたまらんです。

06. fhána – “World Atlas”

World Atlas (特典なし)
World Atlas (特典なし)

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fhana
ランティス (2018-03-28)
売り上げランキング: 41,656

我らがfhánaの3rdアルバム。今年はベストも出ましたね。
青空のラプソディ“を経て出した今作、旅先で立ち寄った街での風景を切り取ったかのような
fhánaのコンセプトのひとつである「旅」をより感じられる1枚。
また「アニソン」だとか「J-Pop」とかいう壁を超えて「この世界には良い音楽がたくさんあるから、より広い世界に踏み出してみてもいいんじゃない?」というfhánaのメッセージを僕は感じました。
その意味でfhánaが”It’s a Popular Song“というタイトルの曲を持ってきたのはすっごくエモい。
僕もまだまだ聴く音楽の幅が狭いのでまた開拓していきたいなと思った次第。

07. Riverside – “Wasteland”

Wasteland
Wasteland

posted with amazlet at 18.12.27
Riverside
Inside Out (2018-09-28)
売り上げランキング: 7,829

Riverside is Riverside.
アルバムタイトルにある通りの寂寥感あるメロディ、そして理不尽な繰り返しによって煽られる不安感。
これぞRiversideのプログレですよ。
ジャケットそのままの「灰色の情景」を音で完璧に表現している質感が最高。

08. rionos – “百年のメラム”

rionosさんの2ndシングル。
まず世界の果ての夕暮れを優しく歌う曲想が素晴らしいし、ファンタジックな曲のなかにデジタルな質感の音を絶妙なアクセントとして入れてきてるのが凄い。
またアニメの話数ごとに異なる編曲者によるアレンジトラックが収録されていますが、これが編曲者によって同じ曲でもこれほど変わるのか!と驚かされる。
1曲で何度も美味しい1枚。
~第2歌 エンキ~“でエッグいギターキメてるwagaさんのアレンジがすっごく好き。

09. 水瀬いのり – “BLUE COMPASS”

BLUE COMPASS【初回限定盤】
水瀬いのり
キングレコード (2018-05-23)
売り上げランキング: 2,157

水瀬いのりさんの2ndアルバム。
とにかく曲が”強い”。最初聴いた時あまりに強い曲多すぎて思わず笑ってしまったくらい。
特に”identity“のようなシリアスなメッセージ性のあるロックは今後も増やしてほしいな。
シンガーとして順調にステップアップしているのを感じるので、3rdアルバムをどちらの方向に振ってくるのか楽しみです。

10. THOUSAND EYES – “DAY OF SALVATION”

DAY OF SALVATION (初回限定盤:CD+DVD)
THOUSAND EYES
BLOODY EMPIRE (2018-02-21)
売り上げランキング: 37,941

日本のメロデスバンドTHOUSAND EYESの3rdアルバム。
「This is Melodic Death Metaaaaaaal!!」な超王道メロデスを全力で叩きつける潔さと曲の完成度に高まる高まる!
こういうメロデスの王道やるバンドどんどん少なくなってきてるので、ぜひこの方向を貫いてほしい。

CD感想

innocent flower(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)
水瀬いのり
キングレコード (2017-04-05)
売り上げランキング: 77

水瀬いのりさんの記念すべき1stフルアルバム。

“夢のつぼみ”でのソロデビューから1年4ヶ月、3枚のシングルを経てついにリリースされた今作。
「テーマを作らない」をテーマに、水瀬いのりさんが今歌いたい曲を集めた珠玉の12曲。
個人的にここ数年で一番楽しみにしていた1枚ですが、本当に、本当に素敵なアルバムで!
シングル3曲以外は全て新曲というその時点で贅沢ですが、その新曲がもう名曲揃い!
“harmony ribbon”や”Starry Wish”で聴かせてくれていた、優しさと静かな強さを感じさせる歌声はもちろん、
“コイセヨオトメ”での跳ねるような歌声や”星屑のコントレイル”でのロック寄りな力強い歌など
シンガー水瀬いのりの新たな一面がたくさん見られるのがたまらなく楽しい。
曲順もライヴのセットリストを意識しているような流れがあってとても良い。
発売前から名盤になる確信はあったけど、その期待をはるかに超える内容ですごくテンションが上がってます。
あまりにテンションが上がっているので1曲ずつ感想書きます。

01. 春空

先行公開&キントリでも披露されたリード曲。
タイトル通りの春の青空を思わせる柔らかい雰囲気と、未来への期待感や「自分の歩幅で一歩一歩進んでいこう」という確かな意思を感じるとても良い曲。
まずイントロのピアノから本編に展開していくところがずるい。
聴いている人の背中をそっと押してくれる感じがたまらなく好き。

02. 夢のつぼみ

デビュー曲。
やっぱりサビの勢いがクセになるというか、「行くよ?」のところがすごく印象的。
“春空”と作詞/作曲/編曲が全く同じということで、聴き比べるとこの1年4ヶ月の足あと的なものが感じられてその意味でも楽しい。

03. Lucky Clover

“春空”と”夢のつぼみ”に続く新曲ということで、「どんな曲が来るのかな?」とワクワクしながら聴いてみると
とってもキラキラしたイントロが!
もう、一気に心を掴まれました。
ただ明るいだけじゃなくて、「落ち込んだり辛いこともあるからこそ前を向くことの大事さ」を教えてくれる歌詞とメロディがすごくよい。
サビでポジティブなパワーが炸裂する感じがたまらなく好きです。
白戸佑輔さんホントいい曲書かれるなぁ。アルバム中一番好きな曲かも。

04. コイセヨオトメ

さらにこの曲ですよ。
明るさと前向きさに溢れたガールズ・ロック曲。
しほりさんのセンスが爆発したとても女の子らしい歌詞と、なぜかちょっと泣けるサビメロがとってもすき。
コール入れるのがすごく楽しそうなのではやくライヴで聴きたいです!
特に「Thank you best friend!!」のところが耳に残る。

05. 涙のあとは

跳ねるようなリズムが印象的な、とってもポップな曲。
歌詞も距離感が近いというか、今までのいのりさんの曲の中では一番近いところから歌が聴こえてくる感あります。
サビラストの「La la la la la..」のところがすごく心地よい。

06. いつもずっと

ここまでアップテンポな曲で駆け抜けてきたところで小休止のバラード曲。
いのりさんの優しい歌とコーラスで包まれて胸が満たされる感じがすき。

07. Starry Wish

ご存知3rdシングルの大名曲。
今まで数え切れないほど聴いてるけど、このアルバムの流れで聴くとまた印象が変わって、
単体で聴くよりも高揚感が。
やっぱりサビの「静かな力強さ」がたまらなく滾る。

08. Will

Starry Wishの後にまたヤバい曲が(語彙力)
Aメロ~Bメロの音域低めの抑えた歌い方が新鮮だしすごく良い。
さらにそこからの力強い意志を感じるサビが熱い。熱すぎる。静かな紅い炎を燃やしている感。
曲全体に漂う荒野感もあってすごく好きな曲です。

09. 星屑のコントレイル

Elements Gardenの藤永龍太郎さんの曲。
エレガらしい疾走感のあるロック曲。ライヴで絶対盛り上がるやつ。
ギターの音色が星空ロックな感じを主張してるのがすごく良いし、
サビで音域が一気に上がってさらに星空感が増すのがホント堪らない。星を見上げながら聴きたくなる。
いのりさんの少年っぽい歌い方もすごく素敵。

10. 旅の途中

「自分が信じた道だから、ゴールに辿り着くまでに何度ぶつかっても何度でも歩き出せる」という力強い意志を感じる曲。
アルバムも終盤に差し掛かったところでこのタイトルの曲を持ってくるところに意味を感じるというか、
ここからまだまだ道は続いていくんだよ、という意味合いに思えました。
2番Aメロで入るストリングスの音がすごくグッとくる。

11. harmony ribbon

2ndシングル。
アルバムの流れで聴くと大団円感がさらに増すというか。
終盤になるにつれてどんどん力強くなっていくいのりさんの歌がホント胸に響く。
2番サビ後の「ゆずれない想い 君がくれた いつでも守っていきたいの」のところからの展開が大好きすぎてな…
またライヴで「la la la la…」の掛け合いしたい。

12. Innocent flower

アルバム表題曲にしてラストを締める曲。
大団円曲であるharmony ribbonの後に来る曲、どんな曲が来るんだろう…?と思ったらな ん で す か こ の 名 曲 は 。
こんなの泣いちゃうでしょう…優しくて柔らかいメロディももちろんだけど、歌詞がヤバすぎる。
夢のつぼみが花開いて大輪の無垢な花を咲かせた瞬間。
特に「ありがとうの言葉の代わりにね」のフレーズが刺さりすぎて響きすぎて…はーーーーーーー。
「harmony ribbonを超えるED曲は今後出てくるのかなぁ」とかちょっと思っててすみませんでした。早速超えちゃった。

春にぴったりな温かさとポジティブさが57分27秒の間にぎゅっと詰まっていて、いつまでも聴いていたくなる大名盤。
何がいいって、CDで聴くだけでも素晴らしいけどライヴで聴くと良さが何倍にも増幅されそうな曲ばかりだということです。
このアルバムの曲を聴けるライヴは最高の瞬間になるんじゃないかなぁと。
ということで、次は1stソロライヴを心待ちにしております!

最後に全曲試聴動画貼っておきますね。