【Live Report】Ether×MiddleIsland×Queen of Wand - “EQM Gothic Night”
そろそろライヴから1ヶ月が経過しようとしていますが、1/12に開催されたEQM Gothic Nightのレポートというか雑感的なものを書いてみます。
1/12開催、Ether/MiddleIsland/Queen of Wandという個性派3サークルが揃ってのジョイント・ライヴ。
ちなみに3サークルともVo.&composerという2人編成ですが、サポートメンバー等は入れずに足りない部分はオケで補う、というスタイルでした。
ではそれぞれのサークルのパフォーマンスについて振り返ってみます。
Ether
トップバッターはEther。
CDではワリと多彩な音を聴かせてくれるサークルですが、この時のセットリストは【Coppelia】収録の”歪む影”や【Ether Extra.01】の”black box”といった
Gothic Power Metalな曲中心のかなりアグレッシヴなものでした。
つまり僕大喜びと(ぉ
特に”black box”あたりの曲ではついつい首が縦に大きく動いてしまいます。
桜璃さんのVo.も歌詞とか低域→高域へのスイッチとかで一部ミスが見受けられたものの、全体的には非常に安定していましたし
RyoさんのGt.もまた然り。
“Gothic”の名に恥じず、衣装や小道具的なものも凝っていて視覚的にも楽しめましたしね。
曲がこれだけアグレッシヴにも関わらずお客さんの方がその熱さに応え切れていなかったのが少し残念でしたが、
パフォーマンス自体はVo.とGt.以外がオケということを差し引いてもかなり楽しめるものでした。
Ether×MiddleIsland
続くはEtherとMiddleIslandのコラボ作【無始無終】の全曲演奏。
この出演ラインナップからしてやらないわけがないとは思っていましたが、まさかの全曲披露ですよ!
美しさと怖さを併せ持った曲の表情を桜璃さんと紫さんのツインVo.で情感たっぷりに表現する様は圧巻の一言。
狂気を孕んだピアノの音色も素晴らしかったですね。
特に”月下恋歌”は熱かった。
MiddleIsland
休憩を挟んでMiddleIslandのパート。
実は【無始無終】以外のCD聴いたことなかったんですが(マテ
Vo.の紫さんのパワーには驚かされましたね。(最後の方で息切れしてしまったのが残念ではありましたが…)
テクニカルなピアノの演奏も良かったですし、今後聴いておかないといけないサークルさんだと感じました。
Queen of Wand
ラストはQueen of Wand。
アルバム【Q】や【狐の杜】【幸福な小説家】あたりの曲が中心でしたが、独特の”ダーク・メルヘン”な楽曲はライヴでも魅力十分。
特にVo.の睦鬼さんの声が強く印象に残りましたね…歌唱の安定感では3サークル中随一でしょう。
対して途中のインスト・パートで少々gdgdな場面がありましたが、まぁそこはご愛嬌ということでw
静と動の楽曲を織り交ぜながらのセットでしたが、個人的には”CROSSFIRE” “Tower of Suicide”あたりが特に楽しめました。熱いし(ぉ
以上、約3時間強の公演でした。
前述したようにフル・バンドでのライヴではなかったですが、そこを差し引いてもそれぞれのサークルの持ち味が発揮された、十二分に楽しめるライヴでしたね。
次もこうしたライヴがあるならぜひとも参加したいところであります。