【Review】Alieson - “YUA ~贖罪の荒野へ誘われし少女~ adventus”
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01.Intoroduction(instrumental)
02.hierarchy
03.WIND-SCALE
04.黎明に咲くアネモネ
05.ラグリマ
06.さようなら(instrumental)
07.告げる時雨
08.your
09.YUA ~The Last Of One’s name~
M3-2008秋リリース、Aliesonさんの1st【YUA~贖罪の荒野へ誘われし少女~】のリメイク・アルバム。
全9曲、収録時間35:32。
オリジナル盤は未聴(AliesonさんのCDで唯一持ってません)ですが、純粋な新作として十二分に楽しめる1枚です。
シンフォニック・ロックを中心に静動織り交ぜながらクラシカルな美しいメロディを聴かせる、という作風は
名盤【WIZARD】とほぼ同一の方向性ですね。
1stアルバムのリメイクということでメロディのキレやアレンジの完成度は流石に【WIZARD】に一歩譲る感はありますが、
シングルにもなったキラーチューン#02や個人的にAliesonさんの作品で毎回楽しみにしているWINDシリーズの原点である#03、
クラシカルなバラード#04、ゴシカルな空気を纏ったダークな疾走曲#07を中心に十分な完成度を持っており、作品に引き込んでくれるだけの確かな魅力を持っています。
重めなコンセプトの影響もあってか全編にシリアスで薄暗い陰が差しているのも個人的にはツボです。
2nd【エクエルド】以降全ての作品を聴いてきましたが、メロディの良さもさることながら
作を重ねるごとにアレンジや音質など音作りの面が着実に向上しているところが頼もしいですね。
来月のM3でまた新作のリリースが予定されていますが、そちらにもすごく期待してます。
-Highlight Tune-
02.hierarchy , 03.WIND-SCALE
いい加減スピード・チューン以外を選べと言われそうですが、好きなものは好きだからしょうがない(マテ
疾走+クサメロはやはり良い。